ヒヤリハンター導入後、ヒヤリハットの数は限りなくゼロになりました。

- 社名
- 神鋼物流株式会社
- 鋼材製品本部 関西物流センター
「死角にいる作業者を検知してもらえる点はプラスになっております。」

西元 勝氏
ヒヤリハンターは順調に稼働していますか
1ヶ月に1度、ヒヤリハンターの点検として動作確認を行い使用していますので、順調に稼働しています。
導入後、現場でのヒヤリハットの件数は減りましたか、その場合に体感として具体的な印象はいかがでしょうか
最近はヒヤリハットについて聞かなくなったので、限りなくゼロに近い数になりました。「リフトに装置が付いた」、「タグを持たないといけない」ということで意識が変わったという印象です。


タグの検知距離について問題はありませんか
反応は問題ありません。ただ、フォークリフトと作業者の双方が近づいた時に反応が遅れることもあります。そのためボリュームはMAXで運用しています。
マンネリ化であまり注力されなくなったりはしていませんか
基本的に、現場ではフォークリフトと作業者の接点が少ないため、ヒヤリハンターが鳴らないことが通常ですので、ヒヤリハンターの警報が鳴動すると周りを確認できるためマンネリ化はないです。
導入してよかった点などあればお聞かせください
フォークリフトとコイルの傷取りをする作業者が近いところで作業をするので、死角にいる作業者を検知してもらえる点はプラスになっております。また、外部関係者やパトロールの方は現場が危険であることはある程度は知っていますが、フォークリフトの周りや危険な場所を把握していない方も多いので、タグを持ってもらうことでフォークリフトの運転者が安心できる装置の1つと認識しています。

他に安全対策としてどのような取り組みに注力されていますか
ブルーライトをフォークリフトなどに付けているので、光で作業者に接近を知らせています。ヒヤリハンターと合わせて音と光で安全対策をするという形をとっています。 また、柱に通過すると音が鳴る赤外線センサーを設置しています。

ICタグはどのような運用をされていますか
外部パトロールの方にもICタグを持ってもらう必要があるので、外部の方にはタグの貸し出し形式を実施しています。タグに番号を振り分けて、貸し出し時に名前を記入してもらい、帰る前に返却の確認をして貸し出しの履歴を残すようにしています。
